【連絡・相談】病気を誰かに伝えるということや会社への連絡について

Q&A


自分が、がん だと発覚した時点で、まず誰に伝えるかというのは人それぞれだと思いますが、誰かに話すこと自体がとても大切なことだと思います。
メンタルを維持するという観点でも、誰にも相談せずに塞ぎ込んでしまうより、まず誰かに話してみましょう。

 そうだよねぇ。誰かに話すだけで気持ちが軽くなることってあるよね! 



筆者は普通のサラリーマンなので、検査や治療は明日からの勤務に影響すると考え、まず会社の先輩と総務に打ち明けました。
とはいえ当初、この先どのくらい会社を休まなければならないのかも全くわからなかったため、何を伝えたらいいのか悩みました。

 仕事で予定されているスケジュールを急遽変更することとかを考えると 
 会社には連絡しないわけにはいかないよね。



その際、悩んだ末にとりあえず連絡して打ち明けた結果、意外にも沢山の励ましの言葉をいただいたのです。
落ち込んでいた気持ちが、かなり楽になりました。

 優しい同僚に恵まれてよかったね~ 



そうですね。
筆者の場合、この問題についてどのように乗り越えたか以下に纏めます。
似たような境遇の方のご参考になりましたら幸いです。

連絡するということ



筆者は医師から、がんという病状を伝えられた時点で気分はかなり落ち込みました。

冒頭でも話したように、まず誰かに話をするということは非常に大切だと思います。
それは家族、友人、恋人、会社の同僚、先輩など誰でも構いません。

誰かに話したところで、辛い心に追い打ちをかけるような人は、まず殆どいないと思います。
メンタルケアのためにもまずは誰かに話してみましょう。

しかし、それでも誰かに相談することが難しいという方もいるでしょう。

その場合、がん情報窓口として「がん相談支援センター」というものが存在します。

全国、誰でも無料で、匿名で利用することができるのです。
インターネットで探すこともできるみたいですが、
電話でお近くのがん相談支援センターを探してくれる窓口も存在するようです。

がん情報サービスサポートセンター
TEL:0570-02-3410(ナビダイヤル)
TEL:03-6706-7797
受付時間:平日10時~15時(土日・祝日を除く)

 誰かに話すということはそう簡単なことでもないよね。 
 こういったサービスは素晴らしいよね。 



がん に限らず、いろいろな病気で悩まれている方も多いと思います。

他の病気でも同じようなサービスを受けられることもありますので、もしも誰かに話すことができず悩まれている方は一度調べてみてはいかがでしょうか。

また、会社員であれば会社に連絡せずに治療を進めることはなかなか困難だと思われます。

筆者は、病気が発覚してから入院前の検査や診察で5日間会社を休んでいます。

自身のがんの進行状態によって、それ以上の休みが必要になる場合もでてきますので、 その旨を会社に伝えたうえで相談してみるのが良いのではないでしょうか。

 さすけの場合、入院までの過程で会社を休んだ日数は5日だね。 


入院日数について



筆者が、がん手術に伴い実際に入院した日数は14日間です。

その後、初回の抗がん剤治療のみ、1日だけ入院したのも含めると全部で15日。

入院日数は病状によって多少の個人差はあると思われますが、一般的な腹腔鏡下手術の場合そこまでの日数差はないはずです。
ここまでで必要な休暇日数は大体20日となります。

筆者は前年までの有給休暇の繰り越しがかなり残っていたため、すべて有給取得で賄うことができましたが、有給休暇の状況によっては休職を選択するのも良いかもしれません。

また、普段テレワーク主体の勤務形態である筆者は、病院の先生のほうから、入院中病室でテレワーク勤務しても良いと提案してくださいました。

ただ、会社にその旨を伝えたところ、無理せず治療に専念してほしいと却下されてしまったのですが、もし許される環境であればそれも良いのではないでしょうか。

 さすけの場合、退院までで会社を休んだ日数は19日だね。 


退院後



退院したのち、がんのステージがⅢもしくはⅣだった場合、抗がん剤治療が推奨されることになります。

抗がん剤治療は病院側から強制されることは無いため、自身で選択することになりますが、治療をすることになった場合は医師と相談のうえで服用する薬や副作用について理解し、必要な休暇数も医師に確認していくようになると思います。

筆者の場合は、点滴当日は外来による点滴、翌日は強い吐き気や倦怠感を伴うため休暇を取得することが多いです。

そのため全8クールの治療を予定していますので、8×2(休暇日数)で最低16日は休みが必要になりました。

以上により、がん発覚から抗がん剤治療が完了するまでの間で必要な休暇日数は、筆者の場合40日弱となります。

 さすけの場合、抗がん剤治療が終わるまでに会社を休む日数は36日だね。 



はい。何とかギリギリ有給休暇で賄えるレベルでした。

もし、筆者と同じようなケースで治療を予定されている方がいて、この記事が参考になったという方がいれば幸いです。

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